マネーモンスターは、楽しく遊びながらお金や投資が学べる人気ボードゲーム!
マネーモンスター(マネモン)は、マネーリテラシーを高められるとして人気のボードゲームです。子ども向けに作られているので、ルールも簡単に理解できます。勉強と聞くと身構えてしまうお子さんでもとっつきやすいと思います。
今回は、いい大人2人でマネーモンスターを遊びました。本記事では、マネーモンスターのゲーム内容や遊び方をイラスト付きで解説し、購入するメリット・デメリットを紹介します。さらに、マネーモンスターが物足りない・つまらないと感じる人向けにおすすめしたい新ルールや遊び方も提案します。
マネーモンスターの購入を迷っている人や、遊び方がいまいちピンとこない……という人はぜひ参考にしてくださいね。
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マネーモンスター(マネモン)はどんなゲーム?

はじめに、マネーモンスターのゲーム内容や概要を簡単に紹介します。遊び方が知りたい人は次の章まで読み飛ばしてください。
テレ東×タンキュークエストの経済すごろくボードゲーム
マネーモンスターは、tanQuest(タンキュークエスト)がテレビ東京とコラボして発売したボードゲーム。タンキュークエストは、教材系のゲームを多数開発しているメーカーです。
マネーモンスター以外にもさまざまな知育系ボードゲームを開発していて、学童やフリースクールなどへの教材提供をおこなっています。
マネーモンスターは2021年11月11日に発売。ボードゲームを遊ぶことで、お子さんでも簡単にマネーリテラシーを身に付けられるゲームとして話題になりました。対象年齢は7歳以上で、小中学生くらいまで長く遊べるかなと思います。プレイ人数は2人~4人です。
マネーモンスターの値段・サイズ・収納時の注意点
マネーモンスターの値段は定価2,680円です。経済が学べる動画コンテンツや、紛失時やオリジナルカード作成に使える白紙カードなどもついているので、手ごろな価格で長く遊びやすいと思います。
サイズは、外箱が縦22cm×横15.5cm×厚み2.8cmで、軽いので持ち運びもしやすいです。上下の蓋は結構しっかり閉まるので、立てて収納しても勝手に蓋が開いてしまうこともありませんでした。

ただ、箱の中には一つ仕切りが付いているのみ。コマやカードは結構バラバラになるので、カラカラ鳴る音やカードが混ざるのがイヤな人は、小さなジッパーバッグに入れるなど工夫するといいと思います。
お子さんが扱ってもいいように、カードやコマはしっかりした作りです。カードの折れや傷が気になる人はカードスリーブに入れて対策しましょう。カードサイズは縦8.7cm×横6.3cmなので、こちらのカードスリーブがおすすめです。
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マネーモンスター(マネモン)のルール・遊び方
マネーモンスターは、簡単に言えば経済やお金を取り扱ったすごろくゲームです。公式のルール説明動画を貼っておきますので、動画で見たい人はこちらを確認してください!
この章では、マネーモンスターの詳しいルールをイラスト付きで解説します。「いまはちょっと動画を見られない」「自分のペースでじっくりルールを確認したい」という方に参考にしてもらえたらうれしいです。
ゲームの流れ
まずは簡単にゲームの一連の流れを紹介します。
プレイヤーは一番早くゴールしてキャピタルゲインカードを獲得することを目指します。3ラウンド終了時の資産額(キャピタルゲインの合計額)が多い人が勝者です。
自分のターンですること
自分のターンでは、次の3つの行動ができます。

はじめにマネモンを選びます。マネモンは景気状況によって進み方が異なるので、その時々で景気を見て、どのマネモンが良いか判断しましょう。サイコロの出目によっては景気が大幅に動いてしまうこともありますが、それも面白いところです。
サイコロの出目によって景気が動く
プレイヤーは、自分のターンでサイコロを2つ振ります。出た目の合計に応じて、景気が変動するのは、マネーモンスターの特徴的なルールのひとつです。
景気は、「超不景気」「不景気」「曇り」「好景気」「超好景気」の全5段階に分けられ、サイコロが振られるたびに次のように変動します。

このように、ターン毎に景気が変動します。景気の変動に伴って、マネモンの動きも変化するので、ただのすごろくに比べてゲーム性が高いです。サイコロの出目によっては、「不景気だったからコクサイに替えたのに、好景気になっちゃった!」となんてことが起こっちゃうわけですね。
また、サイコロでゾロ目が出たときは、景気が一気に動くだけでなくイベントも発生します。4.5.6のゾロ目は好景気ジケンカード、1.2.3のゾロ目は不景気ジケンカードをめくってイベントを起しましょう。

「パンデミックが起きた」「不動産バブル」など、経済の歴史やトレンドを学べるイベントが起きるので、ニュースへの関心にもつながりそうです。
4匹のマネモンとその特性

マネモンは全部で4種類。ニャホンカブ(日本株)、シンコッコカブ(新興国株)、コクサイ(国債)、フドウラゴン(不動産)の4つです。マネモンは景気による影響を受けるため、「好景気の場合〇マス戻る」モンスターもいれば、「不景気の場合〇マス進む」というモンスターもいます。
このマネモンは毎ターン入れ替えが可能です。「超不景気だからシンコッコカブにチェンジ!」「景気いいしニャホンカブで突き進むぜ」と、戦略に幅が生まれて楽しい仕様です。
また、マネモンはゴールに近づくと進化します。進化するとマスの進み方が大きくなるので、ライバルよりも早く進化を目指したいですね。このように、マネモンを入れ替えたり進化させたりするのが楽しいので、ポケモンが好きなお子さんは特に楽しいんじゃないかなと思います。
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マネーモンスター(マネモン)を評価!面白いところ3つ

では、実際に遊んでみてわかったマネーモンスターのおもしろいところ、おすすめしたいポイントを3つ紹介します。今回は夫婦2人で遊んでいて、3人以上の遊び方はしていないのでご了承くださいね。
かわいくて遊びやすいデザイン
まずはデザインのかわいさに触れなければなりませんね。お子さん向けの教材として開発されているだけあって、誰でも親しみやすいデザインがとってもかわいい。

※カード画像の引用元:タンキュークエスト「マネーモンスター|経済を遊んで学べるボードゲーム」
マネモンは進化の要素があって、かわいいキャラクターがカッコよく進化するのも好感度が高いです。かわいかったキャラクターが進化して残念な容姿になる……という悲劇も起こらないので、その点でもお子さんにおすすめできます。
プレイボードやルールブックのデザインもかわいくてわかりやすいので、「説明書を読むのが苦手」という人にもおすすめです。お子さんにルールブックを音読してもらえたら、大人の方なら十分ルールを把握できるかなと思います。
子どもにもわかるシンプルなルール
シンプルで親しみやすいルールも魅力です。経済をテーマにしているものの、基本ルールはすごろく。ボードゲーム自体に苦手意識がある人や、説明書を読みたくない人でも簡単にルールを理解できます。
また、マネーモンスターは単純なすごろくに飽きちゃった人にもおすすめです。一般的なすごろくは単純に早くゴールした人が勝利するルールですが、マネーモンスターは最終的に獲得したキャピタルゲイン(資産額)の多さで勝敗が決まります。キャピタルゲインカードは10億~50億円まで7枚あり、獲得時にランダムで選ぶので最後まで勝者がわからない面白さがあります。

ゴールした回数が多い人でも、獲得したキャピタルゲインの額によっては勝利できない可能性もあります。最後まで勝敗がわからないので、ラストまで盛り上がりそうです。
遊びながらお金・投資のイメージを学べる
ゲームのコンセプトどおり、お子さんがマネーリテラシーを身に付ける入口として「マネーモンスター」はかなり優秀だと思います。「好景気だからお金が増えているんだな」「不景気だと国債が有利なのかも……」など、お金に関するイメージを付けたい人にはマネーモンスターはかなりおすすめです。
特に自分の手番でマネモンの変更ができる点は勉強にふさわしいルールだと思います。「いま不景気だからコクサイに替えてみようかな……」など、状況を見ながら判断する練習にもなりそうです。
さらに勉強に活かすなら、QRコードの機能がおすすめです。ゾロ目が出たときに使える「ジケンカード」には、QRコードがついた「ニュース速報だ」カードがあります。このQRコードを読み取ると、ランダムで経済ニュースの動画が表示されます。

説明書には「最新ニュースが表示される」とありましたが、私が閲覧したときのニュースは「社会主義運動」というニュースだったので、必ず情勢に対応したニュースが流れるという感じでもなさそうです。おそらくランダムでニュースが表示されるのかな?と思いました。
このニュース動画がとてもわかりやすい。社会主義のニュースだと、社会主義とはどういう考え方か、景気にどういった影響を及ぼすかなど、キャラクターが政治や経済についてわかりやすく説明してくれるので、概要をつかみやすくなっています。
QRコード付きのジケンカードは、公式では「ゲームに慣れてきてから導入しよう」という立ち位置ですが、勉強のために遊ぶならぜひ最初から導入することをおすすめします。
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マネーモンスター(マネモン)のちょっと残念なところ2つ

マネーモンスターは経済の学びの入り口としてとても親しみやすいゲームです。ただ、遊んでみた感想として、ちょっと残念だなと思うポイントもあります。ここでは。マネーモンスターの残念ポイント2つをまとめました。
お金や投資を本格的に学べるわけではない
マネーモンスターは、お金や景気、経済についてのイメージを持つにはとてもよい入門的なゲームだと思います。ただ、このゲームをプレイしたからといって、投資に関する知識が身に付くかというとそうとは言えないな……という印象です。
具体的には、自分の投資先(マネモン)の変更がとても簡単な点は少し残念。「不景気だし国債に替えよう」と、手番のたびに手軽に資産の切り替えができてしまいます。実際の投資ってそんなに単純明快なものではないですよね。マネーモンスターをプレイしただけでマネーリテラシーが身に付くとは言い難いという印象です。

マネーモンスターはあくまでも経済や投資への勉強への入り口として活用するのが良いと思います。やはり、お金や投資の勉強に役立てたいなら、QRコード付きのカードの活用がおすすめです。
マネーモンスターと合わせて遊びたいボードゲーム
マネーモンスターはお金や投資の勉強の入り口として優秀なボードゲームですが、実践的な知識を身に着けるのは難しいと思います。マネーモンスターに飽きてしまった場合や、物足りないと感じているなら、他のボードゲームを合わせて遊ぶのもよいでしょう。
例えば次のようなゲームがおすすめです。
戦略がワンパターンになりやすい
また、戦略にバラエティがなく、サイコロの出目などの運要素で勝敗が決まってしまうというデメリットもあります。
大人が2人で遊んだというのも原因のひとつだと思いますが、どうしても運ゲー要素が強くもったいないと感じました。どのターンでもプレイヤーが同じマネモン(投資方法)を選んでゴールもほぼ同時だったので、勝敗はキャピタルゲインカードの金額の多さだけで決まりました。

プレイヤーが複数人いたり、お子さんがいたりすると違うと思いますが、ある程度知識や経験があると、「こういうときはこのマネモンを選んでおけば安牌」というパターンが決まってしまうのでワンパターン・運ゲーの争いになりやすいです。
そういうマンネリ防止のためのジケンカードですが、ゾロ目が出なければ発動しないのは残念でした。夫婦で遊んでいてもゾロ目が出ることはほとんどなかったので、イベントが発動することなくラウンドが終わってしまうことが多かったです。
推奨プレイ人数は2~4人ですが、2人プレイだと特にワンパターンになりがち。できれば4人で遊べたほうが景気の変動があって面白そうかなと思いました。
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マネーモンスターがつまらない人向けの新ルール

残念だと思った点を踏まえて、新しい遊び方を4つ紹介します。ゲームに飽きてしまったときや、もっと難易度を上げたいと思ったときに、ぜひ取り入れてみてください。
サイコロの振り直しをやめる
まずはちょっとしたレベルアップとして、振り直しをやめるのはどうでしょうか。ルール上は、2つのサイコロを振ったあと、どちらか1つのサイコロを振り直すことができます。この振り直しをやめることで、ゲームの難易度が2段階くらい上がって遊びの幅が広がるかなと思いました。
というのも、夫婦で遊んでいて、この振り直しでプレイヤーの有利な方向に進むことが多かったからです。サイコロの振り直しによって、出しているマネモンに有利な数字を出し直せる可能性が高かったんです。運が良かっただけかもしれませんが……。
振り直しができることで、「こうしたかったのにできなくて悔しい!」というボードゲームの面白さが半減してしまった感がありました。ゲーム性を高めたいなら振り直しをなくして、運に任せたほうが面白いと思います!
子どもと考えてイベントカードをつくる
お子さんと遊ぶのであれば、イベントカード(ジケンカード)を自作するのも面白いと思います。2枚自作用のカードが入っていますが、同じサイズに切った紙でイベントカードを作成すれば何度でも遊べておすすめです。
これを機会に、お子さんと景気に影響がありそうな身の回りの出来事を考えてみてほしいです。例えば、「最近学校で何があった?」ときいて、「運動会の練習があったよ」とお子さんが答えたとします。そうしたら、「運動会があると景気はどうなると思う?」というような感じで話し合ってみましょう。

「みんなお弁当のおかずを買うから好景気だよ!」という子もいれば、「疲れちゃってお休みになるから不景気かな」という子もいるかもしれません。お子さんが思うようにジケンカードを作成して遊んでみてください。
時には、「パパ最近、労働組合の働きかけで給料が上がったんだよね」のように、親御さんの身の回りのイベントをジケンカードにするのも良いと思います。このようにジケンカードを自作することで、景気の変動を身近なものと捉えられるようになると良いですね!
マネモンを替えるときになんらかのコストを支払う
投資を学ぶという観点においては、マネモンのチェンジにデメリットがない点が現実とは異なるのがやや気になりました。ルールを追加するのであれば、マネモンのチェンジに何かしらのペナルティを設けるとよいでしょう。
例えば、次のようなルールがおすすめです。
このように、マネモンの交換にデメリットがあるとより学びがあり、飽きてしまった人もより楽しめると思います。他にもおもちゃの紙幣や個包装のお菓子を使ってやり取りしても楽しいです。

実際の投資では「景気を見てそのときに投資先を変えればいいや」という考えは通用しないですよね。一度売却して利益を確定して、それに対して手数料や税金を支払う必要があったり、一度売ったことで上昇の機会を逃してしまったりなど、投資先の変更にはいろいろなデメリットがあります。
思い立ったら簡単にチェンジできるという学びはあまりさせたくないと思うので、何かしらデメリットが用意できるとより実践的かと思います。
イベントを毎回起こるようにする
ルール上、イベントはゾロ目でないと発動しない仕組みですが、そのままでは景気の上下が起こりにくいと感じました。このデメリットを回避するなら、全員のターンが終わったあとの景気の位置に応じてジケンカードを引くようにするのがおすすめです。
ジケンカードは学びのポイントでもあるので、好景気ジケンも不景気ジケンもまんべんなく楽しめたほうが勉強にも◎。景気があまりにもアップダウンしすぎても逆に楽しめないかもしれないので、「曇り」のときはジケンが起こらないようにしてもいいですね。
このゲームの強みであるQRコードを読み取れるイベントカードの利用機会が増えるので、毎ターンイベントを発動させるのはぜひやってみてほしいルールです。ただ、3ラウンドやるとなるとイベントカードが足りなくなりそうなので、このルールを導入する場合、イベントカードを自作したほうがより楽しめると思います。
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まとめ

マネーモンスターは、投資や経済の入り口を学ぶゲームとしておすすめのゲームです。景気の動向を見て、自分の動きを考えるという投資の基本的な動きや考え方を学ぶことができます。プレイ時間も1回20分ほどなので、空き時間にサクッと遊べる点もメリットです。
とてもシンプルなゲームなので、アレンジがしやすいところも魅力です。私が提案した遊び方以外にも、マネモンを追加してみるなど、ご家庭によっていろいろな遊び方が考えられると思います。
ぜひアレンジしてプレイしてみてくださいね!
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